ナチス戦犯の元看守、ドイツに強制移送






第二次大戦中のユダヤ人強制収容所について書かれた本にしばしば登場するのが

「イワン雷帝」とあだながついた看守です

ユダヤ人強制収容所の問題について考えさせられたのは、クロード・ランズマン監督

の映画「ショア」を見たのがきっかけでした。一般にはスピルバーグ監督の映画「シン

ドラーのリスト」の方が有名ですが

映画「ショア」は上映時間9時間という長編で、NHK教育テレビが3回に分けて放送し

たのを見たのだと記憶しています

収容所で生き残ったユダヤ人(彼ら、彼女らは収容所内で看守の命令に従い同胞を

監視する役をしたり、ガス室送りの準備作業や遺体運搬の作業をしていた)の証言

を延々と映し出す手法には驚かされました。証言の内容にも驚きましたが

その後、高橋哲也著「記憶のエチカ」(岩波書店)を知り、何度も読み返したものです

この本は高橋の著作の中でも最良のものでしょう(最近は小森陽一らと組んで左翼

反日活動に熱心であり、自分はまったく評価してません)

「人道に対する罪に時効はない」という理(ことわり)の重さを考えさせられるニュース

です


記憶のエチカ―戦争・哲学・アウシュヴィッツ
岩波書店
高橋 哲哉

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無防備記憶宣言従軍慰 ...
アウシュヴィッツて何 ...
「忘却の穴」の存在可 ...
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