暴力夫 作家井上ひさしの場合
作家井上ひさしといえば、小説「吉里吉里人」や戯曲「頭痛肩こり樋口一葉」、同じく戯曲「イーハトーボの劇列車」などで知られ、日本ペンクラブ会長も務めた人物です
また「九条の会」で憲法擁護、反戦、平和を主張するなど、活発な活動を行っていることでも知られています
こうした作家としての著名な活動の一方、妻に対するすさまじい暴力も実態も表面化しました
インターネットで検索するとWikipediaの「井上ひさし」の項に、「元妻西舘好子によって井上による家庭内暴力(DV)を曝露する本『修羅の棲む家』(はまの出版)が出版され芸能ニュースを騒がせたこともある。「肋骨と左の鎖骨にひびが入り、鼓膜は破れ、全身打撲。顔はぶよぶよのゴムまりのよう。耳と鼻から血が吹き出て…」と井上の暴力を克明に記している」とありますが、同じ項に「井上自身も「家庭口論」等のエッセイで自身のDVについて触れてはいるが、こちらはあくまでもユーモラスな筆致である。井上との同居を選んだ三人の娘はこの件について特に発言はしていない」と書かれています。
元妻の告発本が大げさなのか、井上が自分の暴力をごまかそうとしているのか、実態を知らない人間が断定するのは危険なのでその判断は避けます
しかし、ドメスティックバイオレンスに走る男性の特徴としては、その暴力の対象が特定の人間(多くは妻)だけに向けられ、家庭の外では「愛想のよい人」だとか、「頼りになる上司」だとか、好人物と評価されているケースが多いのです
したがって、近所の住人や会社の同僚などもドメスティックバイオレンスについてまったく知らず、気がつかなかったりします
「井上ひさし ドメスティックバイオレンス」をインターネットで検索すると次のようなウェッブサイトも見つかります
『亜空間通信』481号家庭内暴力を告発され居直る井上ひさしを看板に担ぐ共産党系平和運動の醜状
政治色の強い記事ですからすべてを鵜呑みにはできませんが、井上ひさし自身も政治色の強い人物なのでこのように書かれる背景はあるのでしょう
反戦・平和を訴える作家が家庭内では妻にすさまじい暴力を振るっていた、という事実を各出版社や雑誌社は把握していたのでしょう。知っていながら、「家庭の中でのことだから」との理由だけでうやむやにしてしまう姿勢には寒気がします
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