「萌の朱雀」
カンヌ映画祭ですっかり有名になった映画監督河瀬直美の作品「萌の朱雀」は残念ながら公開時には見れず、手に入れた小説を読んで、映像のイメージを膨らませていました
若い頃、バスを乗り継いで奈良県から和歌山県の山間部をぐるぐる回る旅をした経験があり、映画(小説)の舞台も自分が歩いた場所です
2004年頃でしたか、再び河瀬監督の作品「沙羅双樹」がカンヌ映画祭に出品されたおりにヤフー動画で「萌の朱雀」が公開されました。当時は自宅でインターネットに接続できる環境ではないので、わざわざ漫画喫茶に出かけて見ました
小説から得ていたイメージどおりみずみずしい映像表現であるとともに、やはり心が痛くなるせつなさを感じさせる映画でした
映画が公開されたのが1997年ですから、見るまでに7年ほどかかった計算です公開時の客の入りが芳しくなかったためか、ビデオやDVDでの発売が大きく遅れました
映画の内容についてはネタばれになるので触れないでおきます
「作家や作曲家のデビュー作は欠点もあるが、その人の最良の資質が含まれている」ということばがあります。誰のセリフか忘れましたが
同様に、映画監督の場合も初の長編作品にはその資質が現れていると思います
(関連記事)
東京五輪公式映画 河瀨直美監督起用
宇多田ヒカルの新曲 YouTubeで1日100万ヒット
祝 河瀬直美監督 カンヌ映画祭カロスドール受賞
2004年カンヌ 映画「イノセンス」の話
長い夢の終わり 映画「ユリシーズの瞳」
カンヌ映画祭 北野監督作品は賛否両論
カンヌ映画祭 各国メディアの熱い期待
第64回カンヌ映画祭 日本からは2作品がエントリー
市川海老蔵主演「一命」カンヌ参加で飛び交う憶測
カンヌ審査員賞 是枝監督「そして父になる」
カンヌ映画祭(2015) 日本映画の評価は
アカデミー賞「パラサイト」の一方で日本映画没落?
萌の朱雀 [DVD]
バンダイビジュアル
2007-09-25
ユーザレビュー:
さらさらと流れる山奥 ...
繊細にエロティック日 ...
映像が先、物語はあと ...
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ
バンダイビジュアル
2007-09-25
ユーザレビュー:
さらさらと流れる山奥 ...
繊細にエロティック日 ...
映像が先、物語はあと ...
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ